試合結果
2024/12/01 Gリーグ ハッスルvsスクアドロン の結果は 102-115でスクアドロンの勝利。 河村勇樹選手のハッスルは負けてしましました
河村勇樹選手の数値
主要STATSとしては
- 出場時間: 35分
- 得点: 15点
- フィールドゴール 6/13本 46.2% (うち3ポイント 3/5本 60%)
- アシスト: 11本
- リバウンド: 8本
- ターンオーバー: 8本
- 得失点差: -20点
でした。得点、アシスト、リバウンド、ブロック、スティールなどの主要STATSで2桁を2つ記録しています(得点、アシスト)。 これはダブルダブルと言って評価されます。リバウンドも8本であと2本で2桁でした。3つ2桁を記録するとトリプルダブルといって更に評価される成績となりました。
得点は 13本シュートを打って6本成功(46.2%)、うち3ポイントシュートが 5本中3本成功(60%)。 シーズンを通してスリーポイントシュートが不調でしたが、今日は良い成績でした。(シーズン平均で40%を超えれば一流)
一方で、ターンオーバー(ミスでボールを失うこと)が8本と、これは多すぎです。また、出場している時間の得失点差が-20点とこれも悪かった。攻撃面の個人成績は良かったものの、ミスが多く、チームを勝利に導くことができなかったと言えるでしょう。
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ではGリーグ公式サイトでスタッツを見てみましょう。
https://stats.gleague.nba.com/game/2052400119/?RangeType=0&StartRange=0&EndRange=28800
全体
あまり見ることはないと思いますが、ゲームの概要を示すSTATSがあったので説明します。

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PITP (Points in the Paint) 意味: ペイントエリア(ゴール付近の長方形部分)内で得点したポイントの数。 重要性: チームがどれだけインサイドで得点力を発揮しているかを示す指標。
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2ND PTS (Second Chance Points) 意味: オフェンスリバウンドを獲得した後の攻撃で得点したポイントの数。 重要性: リバウンドの強さと粘り強さを評価する指標。
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FBPS (Fast Break Points) 意味: ファストブレイク(速攻)によって得点したポイントの数。 重要性: チームの速攻能力とトランジションオフェンスの効果を示す指標。
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BIG LD (Biggest Lead) 意味: 試合中にリードした最大得点差。 重要性: チームがどれだけ支配的に試合を進めたかを示す。
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TM REB (Team Rebounds) 意味: チーム全体で獲得したリバウンドの数(オフェンスリバウンドとディフェンスリバウンドの合計)。 重要性: リバウンド力の総合的な評価。
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TM TOV (Team Turnovers) 意味: 個人ではなくチーム全体のターンオーバー(ボールを相手に奪われた回数)の数。 重要性: チームのミスや攻撃の効率性を測る指標。
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TOT TOV (Total Turnovers) 意味: 両チーム合計のターンオーバー数。 重要性: 試合全体のミスの多さや、速い展開の試合かどうかを判断するのに役立つ。
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TOV PTS (Turnover Points) 意味: 相手のターンオーバーから得点したポイントの数。 重要性: 相手のミスを得点に結びつける能力を示す指標。
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LEAD CHANGES 意味: 試合中にリードしているチームが交代した回数
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TIMES TIED 意味: 試合中に両チームのスコアが同点になった回数
勝ったスクアドロンはゴールに近いペイント内(PITP Points in the Paint)での得点が多く、負けたハッスルは速攻(FBPS Fast Break Points)の得点が多かったことが読み解けます。
また、リード最大得点(BIG LD Biggest Lead)がハッスルが2点に対し、スクアドロンが15点と、スクアドロンが押し気味に試合を進めていたことがわかります。
河村勇樹選手のボックススコア
基本スタッツ(Traditional) については冒頭に説明した通りです。
各項目については以下にて解説しています。

リバウンド8本は河村選手の身長を考えると、とても多いですが、プレシーズンの時から意外とリバウンドを取ると評価されていました。競り勝って取るのでなく、ボールや他の選手の動きをみて、競り合わないでとれる場所にいることが多いようです。
さて、BY PERIODということを選択すると All Periods, Q1, Q2, Q3, Q4, 1st Half, 2nd Halfと クオーターごと、前半・後半ごとに表示することが可能です。
前半・後半で見比べると、課題のターンオーバーが前半7, 後半1と後半に大きく改善したことがわかります。またアシストも前半4本、後半7本と改善しています。一方得点は前半12点、後半3点となっています。
前半と後半でプレイのやり方を変えたことが見て取れます。賢い選手なので試合中でも常に目的をもって挑んでいるのかもしれません。
Game Chart
数字じゃなくグラフで状態を見るときは Game Chartで見ます。Box Scoreのところで選択可能です

LEAD TRACKER
どちらのチームがどの時間帯にどれだけリードしたか?
試合開始直後だけハッスルが2点リードし、3回追い付いたけど、また離されたことがわかります。

TEAM STATS
チーム状態を見ることは、まずこれを見ます。
ほぼすべてにおいてスクアドロンが良かったです。特に得点成功率 FG%, 3P% で大きな差がつきました。今日の試合に関しては河村選手がいることでインサイドをやられまくった印象はないので、ペイント内のディフェンスはハッスルチーム全体の課題ではないかと思います。

PLAYERS OF THE GAME
FANTASY SCOREで河村選手がチームトップとなっています。
ターンオーバーが多かったのにチームトップとは流石です。

選手の試合中のパフォーマンスを数値化し、ファンタジーバスケットボールでの評価に使用されます。このスコアは、得点、リバウンド、アシストなどの各スタッツに特定のポイントを割り当てて算出されます。具体的な計算方法は以下の通りです:
- 得点: 1点あたり +1ポイント
- リバウンド: 1回あたり +1.2ポイント
- アシスト: 1回あたり +1.5ポイント
- スティール: 1回あたり +3ポイント
- ブロック: 1回あたり +3ポイント
- ターンオーバー: 1回あたり -1ポイント
内訳
- 得点 (15点): 15 × 1 = 15.0ポイント
- リバウンド (8本): 8 × 1.2 = 9.6ポイント
- アシスト (11本): 11 × 1.5 = 16.5ポイント
- スティール (3本): 3 × 3 = 9.0ポイント
- ターンオーバー (8本): 8 × -1 = -8.0ポイント
- 合計:15.0 + 9.6 + 16.5 + 9.0 - 8.0 = 42.1ポイント